心がふっと軽くなる、
そんな場所をめざして

パ・マル クリニックは、
そっと寄り添い、心に光を灯す存在でありたい。
そんな願いを持って、日々診療を行っています。

– Pas mal –
大丈夫。悪くない。
全然だいじょうぶ。

メンタルオフィス パ・マル クリニックは、フランス語の 「Pas mal(パ・マル)」という言葉に込めた思いから生まれました。
「大丈夫だよ」「全然だいじょうぶ」と、そっと寄り添い、 心に光を灯す存在でありたい――
そんな願いを持って、日々診療を行っています。
心が疲れたとき、迷いの森にいるような 気持ちになることもあるかもしれません。
そんなとき、私たちはあなたの話にうなずき、肯定し、 一緒に歩んでいくサポートいたします。

こんな方におすすめ

  • 仕事や学校で毎日忙しく悩んでいる方
  • 家事・育児に追われて苦しんでいる方
  • 人間関係で悩んでいる方
  • つらいから今すぐに診てもらいたい方

当院の特徴

Features
01

実績のある専門医による安心できる診療

当クリニックでは、心療内科・精神科の豊富な診療経験を持つ専門医が、一人ひとりの症状や悩みに寄り添いながら、丁寧に診察を行います。長年の臨床経験に基づいた的確な診断と、科学的根拠に基づいた治療を提供することで、患者さまが安心して治療を受けられる環境を整えています。

また、カウンセリングや薬物療法をはじめ、ライフスタイルの改善など、患者さまに合った治療プランをご提案し、無理なく回復を目指せるようサポートいたします。心の不調を感じた際には、お気軽にご相談ください。

02

平日ご来院できない方も土曜日は診察しています。

お仕事で平日にご来院できなくても安心してご来院ください。
土曜日の午前・午後どちらも診療対応しております。

診療内容

Treatment

対象症状

次のような症状のある方は、お気軽にご相談ください。

  • 不安

    動悸や胸の苦しさなどの身体症状からあせりや怖いという精神症状に至るまで様々な形で現れます。

  • 抑うつ

    元気がなく憂うつな気分になり、何をするのもおっくうになります。また、頭の働きが悪くなり食欲や意欲も失ってきます。

  • 睡眠障害

    入眠困難(寝入りが悪い)、途中覚醒(深夜に何度も目覚めてしまう)、早期覚醒(朝早く目が覚める)などを認めます。

  • 強迫

    過度なこだわり、同じことをくり返すなどがみられます。

対象疾患

不安障害/適応障害/強迫性障害/急性ストレス障害/うつ病性障害/双極性感情障害/初期統合失調症/老年期精神障害

診察の流れ

Flow

初めての方も安心して受診いただけるよう、診療の流れをご案内します。

01

予約

電話よりご予約ください。

02

来院・受付

保険証をご持参のうえ、受付にお越しください。

受診の際に必要なもの

保険証またはマイナンバーカード
(お手数ですが、来院の際にはお忘れにならないようお願いいたします)
保険証を毎回確認させていただいておりますので、受診時にお持ちください。
他院からの紹介や転院希望の方は、「紹介状」をご持参ください。
お薬手帳
診察券(再診時)

オンライン資格確認システムについて

当院は診療情報を取得・活用することにより、
質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を保持するため、
マイナ保険証の利用にご協力ください。

03

診察・カウンセリング

医師が丁寧にお話を伺い、適切な治療方法をご提案します。

04

治療開始

薬物療法やカウンセリングを通じて、症状の改善を目指します。

よくある質問

FAQ

安心して受診いただくために、当院について
よくいただくご質問をまとめました。

初めての診察では、どのようなことが聞かれるのですか?

初診では、患者さまの現在の状態やこれまでの経過を詳しくお伺いし、適切な治療方針を決めるための大切な時間となります。具体的には、以下のようなことをお聞きします。

現在の症状(いつ頃から、どのような症状があるのか、生活にどのような影響があるのか)
これまでの経過(症状の変化、悪化・改善のきっかけなど)
日常生活や生活習慣(睡眠の状況、食事や運動習慣、人間関係、仕事や学業の状況など)
既往歴・治療歴(これまでにかかった病気や治療経験、服用中の薬など)
家族歴(ご家族に同様の症状を持つ方がいるか など)
診察の際は、話しやすい雰囲気を心がけていますので、気になることや不安なことがあれば、遠慮なくお話しください。必要に応じて、問診票の記入をお願いすることもあります。

心療内科や精神科に受診するほどの症状かどうか、自分ではわからないのですが?

心療内科や精神科の受診は「症状が重い人だけが行くもの」と思われがちですが、決してそんなことはありません。体調が悪いときに内科を受診するのと同じように、心の不調を感じたときに気軽に相談できる場所です。

駐車場はありますか?

はい、当クリニックには専用駐車場をご用意しております。
クリニックの建物周辺に十分な駐車スペースがございますので、お車でお越しの際はご利用ください。

当院について

About us
住所

〒920-8217 金沢市近岡町294番地9

TEL

076-204-8710

診察科

心療内科・精神科

院長

中川 東夫

休診

日曜日・月曜日・祝日
※金曜日は第1,3,5の午後は診察いたします

院長挨拶

現代社会は様々なストレスにさらされ、
不安や緊張から 心と身体のバランスを
くずされる人も少なくありません。

このストレスに関連して生じる症状や病気を診察するのが心療内科です。症状として、肩や首のこり、めまい、頭痛、食欲不振、不眠、さらには慢性的な痛みや疲れ、自律神経失調症の症状など全身に不調が現れます。対象疾患として、不安障害、適応障害、強迫性障害、急性ストレス障害、うつ病性障害などがあります。患者様ごとにストレスが異なるため、初診時には生活歴、家庭・職場環境、人間関係などの背景をお聞きし、発症要因にどのようなストレスが関係しているかを評価します。次に診断・治療についてご説明し、患者様とご相談し、原因となるストレスを軽減するように努めます。当クリニックでは心療内科領域の患者様を中心に治療しますが、双極性感情障害、初期の統合失調症、老年期精神障害の方の診断も行います。患者様一人一人を大切に適切なサポートを行うよう努めます。

院長

中川 東夫

経歴

  • 1980年5月

    金沢医科大学医学部 卒業

  • 1985年4月

    金沢医科大学精神神経医学教室 助手

  • 1990年1月

    金沢医科大学神経精神医学教室委嘱講師

  • 1991年4月

    金沢医科大学神経精神医学教室医局長

  • 1998年4月

    金沢医科大学大学院医学研究科(博士課程)担当
    「神経精神医学」講師

  • 2001年1月

    七尾松原病院

  • 2020年4月

    川田病院

  • 2022年6月

    社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院

  • 2025年3月

    MENTAL OFFICE パ・マル クリニック開院

学位論文

健常者の視覚弁別作業時に出現する事象関連電位P300成分の個人差に関する研究 金医大誌17:117-130, 1992

所有資格

  • 1988年6月

    厚生労働省精神保健指定医

  • 1990年6月

    医学博士号取得 金沢医科大学

  • 2003年6月

    日本老年精神医学会認定専門医

  • 2004年5月

    日本老年精神医学会認定指導医

  • 2004年9月

    日本医師会認定産業医

  • 2006年4月

    日本精神神経学会専門医

  • 2009年4月

    日本精神神経学会専門医

所属学会

日本精神神経学会
日本精神科診断学会(評議員)
中部心身医学会(評議員)
日本老年精神医学会
北陸精神神経学会

社会における活動

金沢家庭裁判所 家事調停委員・精神保健審判員
能登中部保健所羽咋地域センター 嘱託医
七尾海上保安庁健康管理医
金沢医科大学精神神経科学教室 非常勤講師
金沢医科大学精神神経科学教室同窓会 監事
志賀町立富来病院 嘱託医
社会福祉法人つくしの会付属施設「はぎの郷」苦情処理第三者委員
社会福祉事業団特別養護老人ホームはまなす園 嘱託医

近年の研究論文
1.

中川東夫、池原理恵、丸山晃弘:認知症患者の行動・心理症状(BPSD)に対するブレクスピラゾールの治療可能性について.J New Rem & Clin 68:36-45,2019

2.

中川東夫、池原理恵、丸山晃弘:プラダー・ウィリー症候群の行動障害と精神医学的併存症.臨床精神医学12:22-32,2019

3.

中川東夫、川田秀樹、岩崎真三:アルツハイマー型認知症における摂食の低下に対するブレクスピラゾールの臨床応用.最新精神医学26:85-91,2021

4.

中川東夫:がん患者における抑うつと緩和医療—デモラリゼーションとアンヘドニア—.最新精神医27:129-136,2022

5.

中川東夫:Demoralizationの治療中にImaginary Companionの存在が明らかになった双極性感情障害の成人例—その治療過程を通しての一考察— 臨精医52,445-453,2023

6.

中川東夫:デモラリゼーションと精神疾患.最新精神医学 28:75-83,2023

7.

中川東夫:臨床医学におけるデモラリゼーションの重要性—その概念と治療的関わり(対応・対処法)を中心に— 恵寿病院医誌 11:11-16,2023

8.

中川東夫:感情社会学からみた医師の労働と医師-患者関係 —社会学者ホックシールドの感情労働論の知見を踏まえて考える—.恵寿病院医誌12:18-24,2024

9.

中川東夫:ディオゲネス症候群—トランスノソグラフィによるアプローチを踏まえて—.臨精医54,75-82,2025

10.

中川東夫:高齢者にみられる精神症候と精神症候群 —その病態,臨床精神医学的特徴,および治療可能性を中心に—.恵寿病医誌 13:1-10,2025